前作「#52」(双葉社)に続く同作。中島は「大人っぽい感じの私が出せました」と出来栄えに自信を覗かせた。夫でシェフの渡邉明氏からも、「かっこいいじゃん」とほめてもらったそう。「大人っぽいのがよかったみたいで」、「元気なイメージよりも、今回は、ロック的といいますか、衣装も黒でガーターをしたりという感じで、攻めていたので」などと振り返った。
お気に入りは、最終日の朝に撮ったという、黒のランジェリー、ストッキング、ガーターベルトを身に着けた1枚。「非日常で、自分もちょっと、ドキドキ、ワクワクしながら撮らせて頂きました」とにっこり。53歳という年齢がタイトルになっているが、「来年に繋がる、『#54』に繋がる写真集になればいいなと思っています」と、次回作に意欲を見せた。
「美へのモチベーションは?」と尋ねられると、「女性でずっといたいな」と言葉に。男性が“抱きたい”と思う体を保ち続けることがテーマといい、「健康美なんですけど、どっかにエロス的な感じは持っていたいなという想いは持っていたので、いつまでも、元気で、若く、綺麗でいたいなという想いを持って生活しています」と明かした。
「『いつまで、(写真集を)出すんだ』というお声もあるかもしれませんが、私は、お声を頂ける限りずっと挑戦したいと思っています」と告げ、「とにかく攻めます」、「“もしかしたら、脱いでる”ようなカットもいっぱいあるのですが、みなさんに、『中島、いい女だな』と思って頂けるような存在でずっといたいと思っています」と目を輝かせた。