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韓国の国民的俳優イ・スンギとイ・ヒジュンがW主演する『マウス～ある殺人者の系譜～』のDVDが5月11日にリリースされる。このほど、DVDリリースを記念して第一回が特別公開された。
『九家の書～千年に一度の恋～』『花遊記＜ファユギ＞』『Vagabond/バガボンド』などヒット作に主演し、“国民的俳優”と呼ばれ、歌手、バラエティなど多彩に活躍するイ・スンギ。一方、『1987、ある闘いの真実』『KCIA 南山の部長たち』といった映画作品や『青い海の伝説」などドラマにも出演し、演技派として抜群の信頼感を誇るイ・ヒジュン。今作では韓国の大物俳優2人が共演。主人公は、善良そのものの正義漢で誰からも愛される町の巡警チョン・バルム。そして、両親を殺した殺人鬼に復讐するため刑事になった男コ・ムチ。
韓国全土を恐怖のどん底に突き落とした「ヘッドハンター殺人事件」。それは殺害後、頭だけを持ち去る残酷な事件だった。すでに20人近くの被害者が犯人に頭を持ち去られているのに、警察の捜査は進まない。キャンプ場で再び殺人事件が発生する。両親を殺害され兄は重傷、奇跡的に1人無事だった少年コ・ムチ。警察の事情聴取を受けるがショックで口がきけない。その時、ムチが壁のポスターを見て叫ぶ。「あの男だ！」。初回から戦慄のストーリーが展開する同作。畳み掛ける殺戮と悲劇を止められるのは誰なのか？
連続殺人事件をきっかけにタッグを組む2人の人生は、さらなる事件が連発する中で過去と現在が複雑に絡み合い、予想もつかぬ方向へと急変していく。イ・スンギの、深層心理をえぐり出すような演技と、それに対峙するイ・ヒジュンのエモーショナルな熱演に注目の作品だ。ちなみに、世界最高のドラマシリーズを選出するフランスのフェスティバル「SERIES MANIA2021」では米英など欧米諸国作品が多数を占める中、韓国から唯一ノミネートを果たした。
