番組では、戸籍法の見直しに伴い、漢字の本来の読み仮名と異なる読み方をする名前を子どもに付けることをどこまで認めるかについて、法制審議会が、漢字の意味と読み方に関連性があれば認められるとする中間試案をまとめたことが話題に。
石原は「親はなんで子どもに名前を付けるのかというと、いい子に育って欲しいとか、頭が良くなって欲しいとか、運動ができるといいとか、幸せになって欲しいとか、親が最初に子どもにしてあげることのひとつじゃないですか。そうするとそんなに変なことにはならないはず。ところが、親が自分が楽しんじゃうと…。キラキラネームを親が楽しむんじゃなくて。『エンジェル』でもいいわけですよ。エンジェルになってくれという思いだったら。そうするとあんまりかけ離れた名前は付けない」と述べ、親の子どもに対する思いがこもっていれば、キラキラネームでも問題ないとの考えを示した。
演出家の金谷かほりは「親の気持ちが込められているから、それを誰がダメという判断をするのか。それとも親がプレゼンをして、認めてくださいと言えばいいのか。これは日本だけしかない問題だ」と指摘した。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「『悪魔』の問題もあったが、悪魔みたいにになって欲しくないから、いつも意識させるために悪魔(という名前)をしょわせてるんだとなった場合、それはダメだとは言いづらい気がしていて。親の思いとかを法で縛るのは難しいので、付けたい名前を付ければいい」とした上で、昔の日本では大人になると自分で幼名から改名する文化があったことを挙げ、「(名付けられた本人が)どうしても『悪魔』が嫌だとなったら変えればいい」と述べた。
さらに田村は、自分が子どもに名前を付ける場合には「響きというか、グローバルな社会に出ても呼びやすい名前がいい。漢字でも読みやすくて僕の中でも意味がある漢字で、ちゃんと読めるもの」と語った。