韓国ドラマ『結婚白書』で新婦役を演じるイ・ヨニ おすすめ過去3作を紹介 | RBB TODAY

韓国ドラマ『結婚白書』で新婦役を演じるイ・ヨニ おすすめ過去3作を紹介

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韓国ドラマ『結婚白書』で新婦役を演じるイ・ヨニ おすすめ過去3作を紹介
韓国ドラマ『結婚白書』で新婦役を演じるイ・ヨニ おすすめ過去3作を紹介 全 2 枚
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2022年5月23日からNetflixで配信がスタートした韓国ドラマ『結婚白書』。新郎役・ソ・ジュニョンを演じるイ・ジヌクとともに、結婚に向けてさまざまなトラブルを乗り越える新婦役・キム・ナウンを演じているのはイ・ヨニ。



アイドルグループの一員としてデビュー予定だったが女優志望に転向し、2004年『海神』で、女優・スエの少女時代を演じてドラマデビューを果たした。その後、170センチを超える長身と抜群のスタイルで注目を集め、さまざまなドラマや映画に出演している。

今回は、これまでイ・ヨニが出演してきたテレビドラマの中から、見るべきおすすめ3作品を紹介しよう。


『ミス・コリア』抜群のスタイルをあますところなく披露



イ・ヨニが最初に注目されたドラマは、2013年に放送された『ミス・コリア』だろう。『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(2018年)のイ・ソンギュンが主演を務める本作で、ヨニは百貨店に勤めるエレベーターガール、オ・ジヨンを演じている。

高校生の頃は憧れのマドンナとしてちやほやされていたジヨン。不景気のあおりを受け、厳しい労働環境を強いられるエレベーターガールとして我慢の毎日を送っていたが、ある日高校時代に付き合っていたキム・ヒョンジュン(イ・ソンギュン)と再会。韓国を代表するミスコンテストに挑むことになる…。

本作では、抜群のスタイルを誇るヨニの魅力を120%堪能できる。エレベーターガールの制服を着たヨニは、すらりと伸びた脚に思わず目がいってしまう美しさだ。そしてディスコ(…という言葉を使っているところに時代を感じるが)で踊りまくる姿も美しく華やかだ。

美しさだけでなく、コメディエンヌとしても魅力もたっぷりだ。物語の冒頭、酔っぱらって化粧を落とさずに寝てしまったシーンが登場するのだが、およそ美しさとはかけ離れた衝撃的な寝顔を披露する。「よくぞその顔を披露してくれた!」と思わずプっと吹き出してしまう人もいるだろう。

そして、勤務先百貨店の上司によるセクハラ・パワハラまがいの嫌がらせに対し、ミニスカートをはいていることも構わずに、テーブルの上にのって啖呵をきる威勢の良さも魅力的でかっこいい。

ミス・コリアとしての栄冠を手に入れるため、女性たちの戦いを制していくジヨン。女性の美しさを描いていく物語なので、どうしてもヨニのスタイルと華やかさに目がいってしまうが、強くてたくましい女性の姿を凛とした演技力で見せているところにも注目したい。


『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』パリを舞台に繰り広げる恋模様



2017年に放送された『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』では、フランス・パリに在住する旅行ガイド、ユン・ソソ役を演じている。

大学時代に恋人とともにパリへ渡ったものの破局。しかし別れたあともパリに残り、旅行ガイドとして働くソソは、どんなツアー客でもそつなく仕事をこなす優秀なガイドだ。

そんなソソは、韓国からのプレミアムパッケージツアー客を担当することになる。いつもどおりの韓国人観光客がやってくるのだろうと気にも留めていなかったが、短気な夫を持つ熟年夫婦や不倫旅行らしきカップル、そしてなぜか一人で参加している若い男性サン・マル(ジョン・ヨンファ)など、癖のある人々ばかり。そんな「問題児」たちを相手に奮闘する10日間が始まる…。



本作では、パリの美しい街なみが堪能でき、ちょっとした観光旅行気分を味わえるのが魅力だ。ツアーガイドお決まりのスタイル、旗を持って案内するソソを演じるヨニは、癖のある客に振り回されながらも笑顔で対応。トレードマークのニット帽がよく似合ってかわいらしい。

ツアー客の一人と恋に落ちる…という展開はよくあるパターンなのかもしれないが、コロナ禍で何年も海外旅行へ行くことができずストレスがたまっている人にとっては、パリの美しい風景とヨニの笑顔に癒されるドラマとしておすすめしたい。


『ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌 (レクイエム)~』刑事役で見せた新境地



2020年放送の『ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌 (レクイエム)~』では、テギョン(2PM)と共演し、デスク班長を務める刑事ソ・ジュニョン役で新境地を開いた。

どんな人でも目を見ればその人の死の瞬間が見える能力を持つキム・テピョン(テギョン(2PM))と出会い、その特殊な能力に戸惑いながらも、自身が担当する女子高生失踪事件を一緒に捜査することになるジュニョン。一方でテピョンは、なぜかジュニョンの死の瞬間だけが見えず戸惑う…。



長い髪を肩までバッサリ切り、これまでのイメージとは違う刑事役を熱演するヨニ。デスク班長という役職がついているだけあって、後輩刑事を従えて頭の切れる優秀な人物として描かれている。

これまではどうしても「かわいらしさ」「スタイルの良さ」「華やかさ」に目がいってしまいがちなヨニだが、今回は、それらすべてを封印。事件解決のため、必死に走って車を追いかけたり、銃を構えたりする姿は、これまでのヨニの印象を180度変えている。笑顔もあまり見せないが、クールな表情のヨニもなかなか魅力的だ。

スリリングなサスペンススリラーの本作。1話で悲しいエンディングが待ち受けているのでは…と感じさせるのだが、テギョンが演じるテピョンとの間に、どのような物語が展開されていくのか、注目したい物語となっている。

現在Netflixで配信中の『結婚白書』では、相変わらずの美しさで私たちを魅了しているイ・ヨニ。過去作を見て、『結婚白書』とはまた違った魅力を見つけてみてはいかがだろうか。

■筆者プロフィール

咲田真菜

舞台・映画・韓国ドラマの執筆を手掛けるフリーライター。映画『コーラスライン』でミュージカルに魅了され、あらゆる舞台を鑑賞。『冬のソナタ』で韓国ドラマにハマって以来見続け、その流れで韓国映画、韓国ミュージカルにも注目するようになる。好きなジャンルはラブコメ、ファンタジー、法廷もの。ドロドロした愛憎劇は苦手。好きな俳優はイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、ヒョンビン、キム・ドンウク、チャン・ギヨン。いつか字幕なしで鑑賞したいと韓国語を勉強中。

《咲田真菜》

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