でんぱ組.inc・鹿目凛、アスペルガー症候群を告白「人は誰だって変われる」

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　でんぱ組.incの鹿目凛が14日、ブログを更新。アスペルガー症候群であることを告白した。

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　アスペルガー症候群であることが分かったのは鹿目が中学生の頃。不登校の鹿目を心配した母親が病院に連れて行ったところ、そこでアスペルガー症候群であることが医師から告げられたという。

　「自分がみんなと違うことを認めたくなくて、今までずっと周りに隠してきました」と鹿目。「空気が読めない、相手の立場に立って考える事が苦手。思いがけないところで相手を傷付けてしまう事もあった。でんぱ組.incに加入したすぐの頃も空回りして場の空気を凍らせてしまったりみんな、やりづらいだろうなって申し訳ない気持ちで、すごく悩んで、でもこのまま出来ない自分を諦めたくなくて。W.W.D（でんぱ組.incの楽曲）の歌詞『あの日泣いてた自分自身に感謝』そう言える未来が来るように自分の嫌いな所と向き合って、凹んで、反省して、もがき続けた」と振り返った。

　そしてグループで活動する中で、少しずつ空気が読めるようになり、相手の立場に立って考えられるようになってきたと鹿目。周りも鹿目を理解しサポートしてくれたそうで、「みんなが、私のコンプレックスを武器にしてくれた」とつづった。

　本日14日は鹿目がアイドルになってから丸8年の記念日。「この8年の間にたくさん成長が出来たよ。試練もたくさんあったけど、その分　自分の事を好きでいられる自分　周りの人達を大切に出来る自分になれたんだ！　アスペルガー症候群である事も　自分自身が強くなれたからこそ、お話しようと勇気を出しました！」と公表に至った経緯を明かした。

　最後は「自分の事が好きになれない。生きづらい。そんな人がたくさんいる中で人は誰だって変われるんだよ。障害があろうとなかろうと、自分の事、好きになれるんだよ。そんな勇気を与えられるように私は、変わり続けていく事をこれからも魅せて行く。当時、でんぱ組.incが私に変われることを気付かせてくれたように私も、誰かの前に進めるようなきっかけになれたらいいな。これが私の夢です！」と結んだ。