羽生結弦、プロ転向を表明「次のステージに向かいたい」『news every.』藤井アナの“訂正”も話題 | RBB TODAY

羽生結弦、プロ転向を表明「次のステージに向かいたい」『news every.』藤井アナの“訂正”も話題

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羽生結弦選手【写真:田中】
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 羽生結弦のプロ転向についての決意表明会見が、19日放送の『news every.』(日本テレビ系)など各局ニュース番組で生中継された。

 同日17時すぎ、都内ホテルで記者会見を開いた羽生。「これまでたくさんの応援のおかげで、僕はここまで来れました。ここまで頑張ってこれました」と感謝。メディアなどにも謝意を述べつつ、「まだまだ未熟な自分ですけれども、プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意いたしました」と宣言。

 さらに「これからは自分のことを認めつつ、自分の弱さ、過去の自分とも戦い続けながら滑っていきたいと思っています」と抱負を述べた。オリンピック連覇を達成した後、今年2月の北京オリンピックでは4位に終わったが、成功例のない超大技の4回転半ジャンプに挑戦し、公認された羽生。

 これについて彼は「4回転半ジャンプにもより一層取り組んで、皆さんの前で成功させられることを強く考えながらこれからも頑張っていきます。どうか戦い続ける姿を、これからも応援していただけたら嬉しいです」と求めた。さらに、「『失望したな』『もう見たくないな』とか思われてしまうと、とても悲しいですが、それでも自分のスケートを見たいと思っていただけるように、これからももっともっと頑張っていきますので、応援していただけたら嬉しいです」と語気を強めた。

 今後の活動について「もっと今の時代に合ったスケートの見せ方であったり、これだったら見たいと思うようなショーであったり、そういったものを続けていきたい」といった展望も。「期間がいつになるか具体的に言うことはちょっと難しいんですけれども、是非、期待してほしいなと思っています」と呼び掛けた。

 また彼は「次のステージに向かいたい」と切り出しながら、甲子園を例えたこんな持論も。「甲子園の選手が野球を頑張っていて優勝しました。プロになりました。それは引退なのかなって言われたら、そんなことないじゃないですか。僕はそれと同じだと思っている」と、あくまで“引退”ではないと強調。「むしろここからがスタートで、どれだけ頑張っていけるかということが大事だと思っている」と話した。

 中継を一旦引き取った『news every.』藤井貴彦アナは、「画面右上(のテロップ)では『現役引退』という言葉を使っていますが、新たなスタートを切る会見となっています」と言い直していた。ファンは羽生の決断に「いつまでも応援します」「新しいステージでの活躍も見守ってきたいと思います」などエールを送るとともに、藤井アナの訂正に「羽生選手の気持ちを汲む、素晴らしいコメントでした」と称賛している。

《杉山実》

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