與は、かつては「自分なんかにできるはずがない」、「自分はこのグループには必要とされていない」などとネガティブ思考に陥っていたが、ロサンゼルスへの留学と移住をきっかけに、自他ともに認める「ポジティブ野郎」へと生まれ変わったそう。
同書は、そんな與が気持ちが沈んだとき、人生の決断に迷ったとき、トライして失敗したとき、自己肯定感が下がったときなどに役立つ視点の変え方らを紹介し、33の「ポジティブ語録」も収録。
AAAでグループ活動をしていたとき、周りの人間たちと自分を「比べまくっていた」とのこと。「自分はメインボーカルじゃなかったので。ダンサーだったので」といい、「なんでこの人、歌ってるの?」などのコメントを目にし、「自分って、AAAに必要なのかな」と疑問を持っていた期間が長かったことを明かした。テレビに出演すも際もメインボーカルのメンバーがフィーチャーされ、「芸能界をやめよう……ということは何回もありました」とも。
「そういうときってネガティブなので」と続け、常に人の悪口を言ったり、「友達と遊んでいても、文句から始まる」などと、当時の状況を回顧。「そういう自分がすごく嫌で、変えたいと思って」と、ロサンゼルスへ行った経緯を紹介した。
ロサンゼルスへの留学と移住を経て、大きく変わった與は「人に期待をしない」ことで、「人生が楽になりました」と言葉に。「昔は、『裏切られた、裏切られた』とばかり思っていたので。“そうじゃない、自分が悪かったんだ”ということに気づいたら、意外と、そっちの方が楽だということに気づきました。人に期待しないということは、すごく、大きいなと思います」と語った。