「IT専門職の仕事探しは！」と、女性がカメラに向かって元気に呼びかける「レバテック」のCM。YouTubeでも「PM篇」「ITエンジニア篇」など複数バージョンが公開されているが、そこに登場する女性が誰なのかと、気になる人が増えているようだ。
彼女の名前は鳴海唯。兵庫県出身の24歳。2018年に映画『P子の空』で女優デビュー。2019年には広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演。鳴海は広瀬演じる奥原なつが育てられた柴田家の次女・明美役を担当。初のテレビドラマ出演が朝ドラということでも話題となった。
昨年12月公開の映画『偽りのないhappy end』では初の映画主演に抜てき。同作は行方不明になってしまった妹を探す、2人の姉、エイミ（鳴海）とヒヨリ（仲万美）の物語。監督・脚本の松尾大輔は鳴海について「この子は、僕の求めている芝居ができるかも」とキャスティングしたと語っており、その期待に応え結果を出したようだ。また、ドラマ、舞台での活躍の他、歌手・レイリの楽曲「ぼくとキミのものがたり」のミュージックビデオにも出演。メッセージ性の強いドラマ仕立てのミュージックビデオが注目を集めた。
鳴海は冒頭のレバテックのほかにもCMにひっぱりだこだ。TEPCOのWEBムービー「似てない父娘篇」では鳴海が娘役で登場。性格真逆な父娘が、“雷が怖いという”という共通点で心を通わせる様子が描かれる。今年だけでも「若築建設」、「JCBカード」、「クラレ」などのCMにも登場している。
今月14日には出演ドラマ『すべて忘れてしまうから』がディズニープラスで配信開始となる。今後の活躍にも注目だ。
