11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、歌手で俳優の福山雅治が出演。コロナ禍で2年ぶりとなった自身のライブを回顧した。
スタジオでは共演の柴咲コウ、北村一輝と俳優の労働環境について議論。その中で福山は「エンターテインメントというものが社会にとって必要な仕事だっていうふうに、今のコロナ禍において逆に強く思った」と切り出し、そのきっかけについて「改めて自分は、2年間くらいコンサートができなくて、2年ぶりにステージに立った時に、こんなにも音楽っていうものが自分にとって必要だったんだっていうことを実感したんですよ」と自身の体験を吐露。さらに「生のライブ、有観客のライブをやった時に、生き返った!って思ったんですよ。こんなに必要だったんだって思って。それまで恥ずかしながら50も超えているのに、自分のことを音楽家であるとかミュージシャンであるとか、そんなんじゃないですけどみたいな感じだったんだけど、こんなにも自分にとって必要な存在だったんだライブや音楽は!ってオーディエンスや会場が思わせてくれて。もうこれは音楽家として逃げられない体になっちゃってるんだなって」と音楽に対しての強い思いを語った。
それに対し柴咲コウも「まさに私も今ライブを久しぶりに有観客でやって。生き返ったな、あ、呼吸できるな深く呼吸できるなって思いました」と強く頷きながら共感の言葉を述べると「いやあいい話でした!」と福山が締め、北村も柴咲も笑顔を見せた。