菅田将暉が、11日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。若手時代、人生で唯一「こいつには負けた」と思ったという、同い年の俳優を明かした。
それが、仲野太賀。菅田は「太賀とは10代のときに出会ってるんですけど、衝撃的だった」と回顧。2人が共演したのは2012年のスペシャルドラマ『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』(同系)。
これは戦時中の作品だったため、キャストは全員坊主。菅田は「坊主にすることも初めてで、戦時中のお話は教科書でしか知らなかった。『戦歌を歌え』と言われてもみんな違和感が出る」と言及。続けて、「頑張って練習している中、完璧な戦災孤児がそこに(いた)。俺にはそう見えた。資料でもらった映像まんまの少年がそこにいて、『誰だ、こいつ!?』みたいな。それが仲野太賀だった」と絶賛。
だがリハーサルを終えて私服に着替えたところ、仲野が一番オシャレだったという。菅田は「その落差にビックリした。『あれ、演じてたんだ』という衝撃がすごかった」と吐露。同い年で経験にないはずの役柄を徹底してモノにしていることに目を見張り、すぐ声をかけて仲良くなったと話していた。