草刈正雄と麻有が親子共演!『ちむどんどん』第122話
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27日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第122話で、草刈正雄と、その次女で女優の麻有が親子共演を果たした。
東京から房子(原田美枝子)が訪ねて来た理由は、優子(仲間由紀恵)に関することだった。米軍から逃げる中で生き別れた姉・時恵の消息を知っているという人物と引き合わせるためだったのだ。
それが、大里五郎(草刈正雄)。付き添いで悦子(草刈麻有)という娘も来ていた。悦子は「去年、母の遺品を整理していて父がこれを見つけたんです」と言って、沖縄のかんざし「ジーファー」を差し出す。そこには「トキエ」と刻まれていた。
五郎は40年前、沖縄戦のさなか、時恵の最期を看取ったという。機銃掃射に撃たれていた時恵は息も絶え絶えに、小さな握り飯を五郎たちにあげながら、「はぐれてしまった妹と弟がいる。 妹は与那城優子、弟は秀夫。もしも会えたら伝えてほしいことがある。見捨てたんじゃない。必死で探したけど見つからなかった」と言葉を残したと振り返る。そして、かんざしも受け取る。
さらに亡くなる直前、時恵は「喉が渇いた。お水をください」とせがんできたという。だが五郎は持っていた水をあげられず、「水はない」とウソをついてしまったことを優子に詫び、嗚咽する。優子は涙ながらに、「最期をみとってくださりありがとうございます。生きているのか死んでしまったのかずっと分からなかった」と五郎に感謝したのだった。
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