『笑点』で三遊亭円楽さんの追悼映像 春風亭昇太は心痛「まだ整理がついていない」 | RBB TODAY

『笑点』で三遊亭円楽さんの追悼映像 春風亭昇太は心痛「まだ整理がついていない」

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春風亭昇太【撮影:編集部】
春風亭昇太【撮影:編集部】 全 1 枚
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 三遊亭円楽さんの追悼映像が、10月2日放送の『笑点』(日本テレビ系)で流れた。

 9月30日に肺がんのため72歳で亡くなった円楽さん。冒頭、司会の春風亭昇太が画面に登場。訃報について「私も2日前に連絡をもらいまして、まだ整理がついていない」としながら、「9月30日、円楽さんが亡くなられました」と改めて説明。

 続けて昇太は、「円楽さんは回答で世間を厳しく風刺したり、時には恥ずかしそうにダジャレを言ったり、また歌丸師匠や私との司会者とのバトルで大喜利を大いに盛り上げてくれました」と感謝。「今回は、その円楽さんが『笑点』で駆け抜けた45年を少しだけ振り返りたいと思います」と語ると、CMあけから、円楽さんのこれまでの映像が流れた。

 1977年、27歳の若さで『笑点』のレギュラーメンバーになった六代目 円楽さん。そのきっかけは師匠、五代目三遊亭圓楽さんの番組卒業。映像では、まだ「楽太郎」時代の挨拶が流れ、「噺家の“卵”だった楽太郎も結構、一人前になって、本当に“とり”が取れる人間になりました。すみれ色の大空に羽ばたく楽太郎です」と語っていた。

 また、切れ味鋭い答えや、前任の司会・桂歌丸さんとのバトルなどがプレイバックされた。そんな円楽さんは今年1月、脳梗塞を発症。懸命のリハビリの様子も紹介された。今年5月、後楽園ホールでの収録が2年3ヵ月ぶりに再開された際はメンバーを激励訪問。「来るんじゃなかったよ」と毒を吐きつつも差し入れをするなど心遣いも忘れなかった。

 さらに三遊亭小遊三を見るや、「『笑点』のCEOですから」と指摘。「なんですか?C・E・Oって」と聞くと、「下ネタとエロネタは俺のもの」と即興で返していた。この後の『大喜利』本編では笑福亭鶴光が代理出演していたが、最後のテロップで「来週の大喜利は、ありがとう円楽さん大喜利」と記されていた。

《杉山実》

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