哀川翔、朝ドラ『舞いあがれ!』オファーに驚き!「島の人の温かさを出していきたい」 | RBB TODAY

哀川翔、朝ドラ『舞いあがれ!』オファーに驚き!「島の人の温かさを出していきたい」

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木戸豪(哀川翔)(C)NHK
木戸豪(哀川翔)(C)NHK 全 1 枚
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 現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演する哀川翔。哀川が作中で演じているのは、めぐみ(永作博美)の娘の舞(浅田芭路)の祖母・祥子(高畑淳子)と懇意にしている船大工・木戸豪役。祥子の亡き夫が操縦していた船を作った。息子が島を出て家業を継ぐ気がないのを寂しく思っている。今回そんな、哀川のインタビューを紹介する。

ーー『舞いあがれ!』に出演することが決まったときのお気持ちはいかがだったでしょうか?

哀川:“朝ドラ”は初出演なんですよ。大河ドラマには何度か出演しているのですが、“朝ドラ”には本当に縁がなくて。やっぱり朝の風景に、俺のイメージはちょっと合わないような感じだったんでしょうね。だから今回オファーがきて、驚きましたね。でも“朝ドラ”はよく見てるんですよ。朝は早くから起きて朝ごはんは7時ぐらいには食べている。ドラマが始まる時間は犬の散歩も終わってゆっくりとしている感じですね。

ーーご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)や、演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えて下さい。

哀川:船大工の木戸は、長く島に暮らしてきてそれなりに年を経て、コミュニケーション能力がすごくたけている人間なんだと思いますね。そうした島の人の温かさを出していきたいと思いながら演じています。夫を亡くした祥子たちを見守るのも、祥子の亡き夫が操縦していた船を造っていた信頼関係があったのだろうけど、何かあったら助けるぞという気持ちでいるんだと思いますね。

釣り好きな木戸がタイやサバを釣っては祥子の家に持ってくるのは、ふだんの僕と全く同じ。先日もアジやイサキを50~60匹程度釣ったので近所に配り歩きましたから(笑)五島列島は釣り好きの聖地と聞いていたので島のロケも楽しみでしたね。オフの日に船釣りを計画していたけど、5月なのに風が冷たくて断念したんです。機会があればまたぜひチャレンジしたいですね!

ーー収録に参加されてみて、現場の雰囲気や共演の皆さんの印象はいかがですか?

哀川:ヒロイン・舞役の福原さんとは初めての共演。明るくて現場を楽しんでいますね。ヒロイン像にぴったりだと思います。これからいろんなことを体験していろんな人たちと絡んでいくと思うけど、そういうひとつひとつがヒロインの力になっていくんじゃないかな。

ヒロインのおばあちゃん役の祥子を演じる高畑さんは、撮影前は「もう、大変大変っ!」て言っているんだけど、役者魂を見せつけられるようなすごく良い芝居をされていますよ。これまで連れ合いがいたのが、亡くなってしまって、そこから1人で子どもを育てないといけなかった、生活していかなくちゃいけなかったという1人で戦ってきた島の熱い女というのがすごく伝わってきますね。

ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

哀川:どんどん展開が進むおもしろい作品です。五島列島は本当に自然がすばらしく魚介も五島牛も美味しいし、島の人たちも温かい。でも一方で若者が島から離れていくという問題も抱えているんだよね。そういったところが映像を通して伝わったり、関心を持っていただけたらうれしいよね。


《KT》

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