26日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第18話では、浩太(高橋克典)と悠人(横山裕)が仕事への考え方をめぐって衝突した。
悠人の突然の帰宅に、浩太、そしてめぐみ(永作博美)は驚く。めぐみが「ちゃんと就職活動してんの?」と聞くと、悠人は「内定もろた」と、大手メーカー「IMORI電機」の内定通知を見せる。これに安堵する両親。だが浩太が「3年の辛抱や。3年経ったら仕事の面白さが分かる」とアドバイスするも、悠人は「3年で辞めるつもりやで」「はよ独立して、投資家なんねん」と、まさかの宣言。
続けて「俺な、大学の3年間で2000万稼いでん。それを元手に3年で10倍に増やすつもりや」と抱負を語る。めぐみが「2000万て…あんた何して?」と心配すると、悠人は「株やん」と返答。
浩太が「お前が忙しいのは勉強頑張ってるせえや思てたわ」と呆れると、「株かて立派な勉強や。頭使うて研究して自分の力で稼いだんやから」と答え、投資家になる目的を「金を稼ぐ」と、あっけらかん。
続けて悠人が「働く目的なんかほかに何があるん?」と尋ねると、浩太は「ぎょうさんあるわ。まだ世の中にないもんを作り出す。人を笑顔にする」と答えつつ、「お前夢はないんか?」と問うと、悠人は「指一本動かすだけで億稼げる人間になる」と、どこまでもかみ合わないのだった。
明日27日放送の第19話。イカロスコンテストに落選した人力飛行機・スワン号だったが、記録飛行でスワン号を飛ばすことを決め、部員たちは決起会を開く。そこで舞(福原遥)は、刈谷(高杉真宙)や由良(吉谷彩子)ら仲間たちの、スワン号にかける熱い思いに触れる。そんな中、舞は自分のスケッチブックを披露する。そこには、これまで舞が描きためてきた数々の飛行機たちがあり、スワン号の姿もあった。