秋元康、ヒットの法則を明かす「共犯意識」と「不自由」 | RBB TODAY

秋元康、ヒットの法則を明かす「共犯意識」と「不自由」

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秋元康氏【写真:竹内みちまろ】
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 秋元康が、13日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。ヒットの法則を明かした。

 かつて土曜深夜に生放送されていた番組『オールナイトフジ』(フジテレビ系)。司会は松本伊代や片岡鶴太郎といった面々の中、後ろにいた女子大生の人気が出始めた。

 そのブームの始まりとして秋元は、友達同士の会話を再現。「『オールナイトフジ』って知ってる?」「見てる、見てる」「『えっ見てる?あの、後ろの日大(日本大学)のあの子、可愛いと思わない?」「俺も可愛いと思うんだよ」と語ったうえで、「あの共犯意識がすごく大事」と述べた。

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 その“共犯意識”は『夕やけニャンニャン』(同系)でも生かされた。おニャン子クラブの国生さゆりが、「今日は新田恵利ちゃんは中間テストのためお休みです」と報告。秋元は、この言葉を聞いて「当たる」と確信。理由としてやはり“共犯意識”を持ち出し、「それを見ている中高生も中間(テスト)なんですよ。『新田恵利ちゃんも俺も中間テストなんだ』というところのシンパシーが凄いなと思った」と語った。

 彼がプロデュースを手掛けたAKB48。東京・秋葉原の劇場には建設の関係で、ステージの視界を遮る2本の大きな柱が左右にあった。劇場について秋元は「本当は青山とか原宿、渋谷で探していた」と明かしながら、スタッフから「劇場に大きな柱が2つある」という報告を受けたとき、「逆に面白いんじゃないの?」と反応を示したという。

 理由として「マイナスになったほうがストーリーになりやすい。2本の大きな柱があったので、自分たちが抽選に座った席が見にくい。だから、また来たい。ファン同士が自分の推しているメンバーが、どこの席に座ると一番見やすいか情報交換する」と述べ、「不自由はエネルギーを生む」と話していた。


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《杉山実》

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