くわばたりえ、朝ドラ『舞いあがれ!』共演の赤楚衛二は「ほんまに自分の息子やと思って接しています」 | RBB TODAY

くわばたりえ、朝ドラ『舞いあがれ!』共演の赤楚衛二は「ほんまに自分の息子やと思って接しています」

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 現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』。同作で、ヒロイン・舞(福原遥)の幼なじみ、梅津貴司の母・梅津雪乃役を演じているのがくわばたりえ。この記事ではくわばたへのインタビューを紹介する。

 くわばたが演じる梅津雪乃という人物は、お好み焼き屋「うめづ」の女将。舞の母親・めぐみの良き相談相手だが、自身も心配性な面があり、何かと突
っ込んでくる夫といつも丁々発止のやりとりを繰り広げている。

ーー『舞いあがれ!』に出演することが決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

“朝ドラ”は初出演です。最初に聞いたときはドッキリの番組かな?と。私、ずっと“朝ドラ”やりたいなって言っていたんですよ、だからほんまかな?ほんまかな?と、ずっと半信半疑で。お話が進むにつれて、ようやくじわじわと実感しました。両親がめちゃくちゃ喜んでくれて、そして両親以上に喜んでくれたのが、私の友達たちでした。私たちの年代って“朝ドラ”ファンが多くて。最初は誰にも言ってなかったんですけど、それこそネットニュースで見て「“朝ドラ”出るの!りえちゃん!」みたいな。それから皆、“朝ドラ”歴を語ってくるんですよ。そんな影響力のあるドラマで、初出演でヒロインの幼なじみのお母さん役でセリフ量もなかなかあって、うれしいですし、ありがたいですよね。

ーーご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)や、演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えて下さい。

お好み焼き屋「うめづ」の女将である梅津雪乃は、最初に台本を読んだ時、そのままの私みたいやな、ほんまにお好み焼き屋やってたらこんな感じになってたんかなと思いましたね。関西ことばやし、すごくやりやすいです。でもそのままの素の私なんですけど、そのまま出しすぎないようにもしています。そして関西ことばということがありがたいですね。出演者の皆さんが関西ことばで苦労されているのを見て、こんなに難しいんや!と驚きました。それでも本番ギリギリまで台本を読んでいるのは私ひとりだけですよ。とにかく皆さんに迷惑をかけないことをモットーにやっています(笑)

ーー収録に参加されてみて、現場の印象はいかがですか?

夫役の山口智充さんとのやりとりに関しては、テンポがすごくやりやすいですね。他の方のシーンを見て、こんなゆっくりのテンポなんやと驚いたぐらいです。山口さんもワーッていきたいというのを抑えて、ギャーギャーうるさいオカンをわかって、しかもちゃんと突っ込んでくれるので、すごく撮影が楽しいですよ。貴司役の赤楚衛二さんのことは、ほんまに自分の息子やと思って接しています。私にも子どもが三人いますので、貴司のことは長男だと思って話すようにしているし、貴司が失踪してまた戻ってきたときは、涙をこらえるのに必死で、自分では加減してたつもりやねんけど、貴司の頬をだいぶ力を入れてたたいてしまって。「本当の親だったらきっとあれぐらい、いやもっときつくてもいいぐらいだから全然大丈夫です」と言ってくださって。赤楚さんを産んで良かったなと(笑)

福原遥さんは初共演ですが、初めて会ったとは思えなくて。私にとっての遥さんは『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のまいんちゃんなんですよ。長男の子育て中に洗濯物を畳みながら、この後、ご飯作らなあかんと思いながら夕方に子どもとよく見ていたんです。こんなに大きくなったんや...と感慨深くて、つい親目線で応援しています。

ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

舞ちゃんが夢に向かって頑張るところもそうなんですけど、舞ちゃんを支える周りの人たちの温かさ、それがすごく私はすてきやなと思うので、朝のちょっとした癒やしの時間にしていただけたらうれしいですね。とくに「うめづ」に漂う温かさが良いんですよ。良い空気が流れているんだと思います。お好み焼きはもちろんおいしいけど、この女将に会いにいって話をしたい、話を聞いてもらいたいと思ってもらえるような女将を目指しています!

《KT》

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