「今、現実なのかなぁ?」福原遥、実際に操縦桿を握り感動 | RBB TODAY

「今、現実なのかなぁ?」福原遥、実際に操縦桿を握り感動

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 現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にて、ヒロイン・岩倉舞を演じている福原遥のインタビューを紹介する。

福原の演じる岩倉舞は、ものづくりの町・東⼤阪市の町⼯場で⽣まれ育つ。幼いころから⼈の気持ちを察するのが得意な⼀⽅、⾃分の気持ちを抑えてしまうところがあったが、五島列島の祖⺟や⼈々とふれあい、変わっていく。⾶⾏機へのあこがれから、⼤学で⼈⼒⾶⾏機サークルに⼊ってつくり⼿として活動する。

ーー今回の撮影に入る前、福原さんは実際に飛行機を操縦したということですがいかがでしたか?

一生体験することはないだろうなと思うような体験をさせていただきました!(必要な講習を受けて許可書を取得したうえで)実際に訓練区域内を飛行し、少し曲がったり下がったりさせてもらいました。操縦桿を少し動かすだけで機体は結構曲がるので緊張しました。車を運転した経験がなかったら、もっと焦っていたかもしれないです。

景色もすごくきれいで感動的でした。操縦席からの景色は客席からとは全然違って目の前一面が空なんです!雲の上だから本当に夢の中のようで「今、現実なのかなぁ?」と不思議な感覚になりました。こんな経験は二度とないから、ちゃんと目に焼き付けておかなくちゃ!って。小型飛行機のプロペラの音がすごく体に響いたのも、印象に残っています。お芝居するうえでとても役立つ体験でした。

ーー航空学校編で大変だったことを教えてください。

本当に難しい専門用語が多くて、セリフに苦戦しました。普通の勉強も苦手なので、こんなに頭が良い航空学生のセリフ、どこから覚えようと。単語をひとつずつ必死で覚えて、その意味を実際の訓練生の方に教えてもらって、皆さんに助けていただきました。覚えるコツを皆さんに聞きたいくらいです。私はまず言葉の意味を知って、あとはひたすら口に出して読んで、耳で聞く。目と口と耳、全部に入れて覚えました。共演者のみんなも難しいセリフがいっぱいで、一緒に頑張ろうね、と励まし合いながらやっていました。

ーー航空学校編の現場はどんな雰囲気ですか?

航空学校編の共演者のみなさんとは、気づかない間にまとまっていた感覚です。プライベートというよりも、スタジオに入ってお芝居をしていくなかでみんなが仲良くなっている感覚でした。それがうれしいですね。ひとつのところに向かって一緒に頑張ろう!という見えない絆みたいなものを感じられて、居心地がいいんです。それぞれがいい作品にしたい!という強い思いを持っているのも心強いです。このメンバーでよかった!とすごく思いました。

矢野倫子役の山崎紘菜さんとは、5年ほど前に共演したときから仲良し。今回も一緒と聞いたときは、本当に心強かったです!役としても厚い友情で結ばれる設定だったので、もうそのままできるなと思いました。紘菜さんは、いつもみんなを笑わせて笑顔にしてくれます。

ーー航空学校編で印象的だったシーンを教えてください。

柏木さん(目黒蓮さん)と舞は、正反対の2人。柏木さんの登場シーンは、私自身も「なに~~~(怒)!?」と思ったぐらい、本当に失礼でしたよね(笑)でも、舞がムキになったり怒ったりする相手って、お兄ちゃんは別として、初めてなんです。けんかしながらも、なんでも言い合える、そんな関係性がすてきだなと思いました。舞が人と言い争うシーンは他にあまりないので、撮影もすごく楽しかったです。

ーー航空学校編の見どころと、視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

航空学校は、本当に厳しい世界。まさか舞がそこに行くとは、小さな頃の姿から想像もできませんでした。人ってこんなに変われるんだ、こんなに成長できるんだとこの作品に私自身も励まされています。「自分で何かしたい」「自分でこのチームをまとめなきゃ」と、行動に移せるようになってきた舞の成長にご注目ください。今週以降は、個性豊かなメンバーとの掛け合いも増えていきます。テンポよく演じてコメディー要素も楽しんでもらえたらいいなと思っていますので、皆さまどうぞお楽しみに!

《KT》

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