浅田舞が、25日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。2歳下の妹・真央に対する想いを打ち明けた。
舞は2003年、14歳のとき、「世界ジュニアフィギュアスケート選手権」でトリプルアクセルを成功させ、世界4位に輝いた。それに続いてフィギュアスケートを始めた真央も徐々に頭角を現していく。
妹の台頭に対してメディアからは「いつか妹さんに抜かれちゃうかもね」と指摘されていたが、舞本人は「絶対に負けるわけないと思っていた」と回顧。だが中学3年の時、表彰台の順位が逆転。「ついにこの日が来たんだ。負けた」と実感したと振り返った。
周囲からは「真央ちゃんのお姉ちゃんだ」と言われるようになり、「『自分は何なんだろう?』と心が悲鳴を上げた。心が耐えられなくなった」と述懐。精神的にも日常生活を送るのが困難になった時期もあったそう。
20歳のときに現役を引退。その時の心境について「逃げた。あきらめる以前に逃げたというのが正しいかもしれない」と思い起こした舞。さらには「妹が心配して声をかけてくれたり、いつも手紙をくれたりしてるのに、私はその気持ちに応えられずに離れていった」と話していた。