2023年1月10日スタートの『大奥』（NHK総合で毎週火曜22時～）。放送にさきがけ、「3代・徳川家光×万里小路有功編」のキービジュアルが公開された。
3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いて話題となった、よしながふみ作の『大奥』。今回、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で描いた傑作コミックを原作にドラマ化。脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子が務めている。
「3代・徳川家光×万里小路有功編」では、家光の時代に「赤面疱瘡」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていくところから始まる。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病だった。結果として、男子の人口は女子の1／4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。出演は、家光役が堀田真由、万里小路有功役が福士蒼汰。
公開されたポスターデザインは美術家・絵本作家の清川あさみ氏が担当。同デザインについて「お互いに傷を暖め合うような有功と家光の空気感が美しいです。2人の関係は優しく穏やかで、時に激しさを伴う一途な愛のようなカタチに見えます。大奥の全ての『はじまり』をコンセプトを蕾に見立てて制作しました」としている。
