「商品梱包は最後の砦」パートの言葉に舞、現場仕事の重み知る『舞いあがれ!』第62話 | RBB TODAY

「商品梱包は最後の砦」パートの言葉に舞、現場仕事の重み知る『舞いあがれ!』第62話

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『舞いあがれ!』第62話 (c)NHK
『舞いあがれ!』第62話 (c)NHK 全 2 枚
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 27日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第62話では、舞(福原遥)が浩太(高橋克典)の工場を手伝うことになった。

 浩太(高橋克典)が胃潰瘍から回復し退院するも、依然として工場は厳しい状況にあった。経理の古川(中村靖日)は浩太に人員の整理を懇願。銀行からの借金の返済期限が迫っており、それを待ってもらうためには再建計画を示す必要があるという。

 そこでまずは商品梱包のパート3名のリストラが決まった。めぐみ(永作博美)が穴埋めすると申し出るが、舞は「私でもできる?」と志願。「お父ちゃんとお母ちゃんが大変なん黙って見てんのは嫌やねん」と訴える。

 そしてそのパート3名が見ている前で、不良品のネジを見抜く作業をすることになった舞。だが、パートの1人から「ここ傷あんな。ちっちゃ~い傷やけど、機械の選別では見つけられへんかった傷や。これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってんねん」と告げられる。




 そして「こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まんねやろか? 素人でもできる仕事や思われてるから真っ先に切られんねやろ。うちらがどないな思いで働いてきたかも知らんと」と本音が飛び出す。だが退職する日、そのパートは舞に「商品梱包の仕事は最後の砦や」「私らが不良品1個、ホコリ1個でも見逃したら、そのままお客さんとこへ届いてしまう。ここのネジは、ええネジなんや」などと語り聞かせるのだった。

 明日28日放送の第63話。舞が工場を手伝い始めてひと月。浩太は社員たちに経営状態が改善していないことを説明し、皆にコストを下げて利益をどう上げるか知恵を貸してほしいと頼むが、会議室はそれぞれの部署の言い分がぶつかり険悪な雰囲気になる。舞は任されている商品梱包の仕事を責任感をもって行うが、昼休憩に緊張した肩をほぐしていると、事務員の山田(大浦千佳)に嫌味を言われてしまう。

《杉山実》

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