ryuchellが、22日放送の『サンデー・ジャポン』（TBS系）に出演。カミングアウト動画を公開した理由を語った。
先日、「『性』に悩んだ学生時代」と題して、自身のYouTubeチャンネルにカミングアウト動画を投稿したryuchell。母親に「私は男性が好き」と明かした際、「育て方を間違えた」と言われた等のエピソードを披露し、反響を呼んだ。
このタイミングで動画を公開した理由は、「もっと本当の自分を出したい」という気持ちがあったからだという。ryuchellは以前からファンに「自分らしく生きててかっこいいね」と言われていたが、心のどこかでは「本当は違うのに」と葛藤していたと告白。これからの芸能生活では、本当の自分を応援してほしいという。動画を出すのは勇気が必要だったものの、「今の私を語るには、カミングアウトの過去のことからお伝えするっていうのが（重要）」と考えたそうだ。
また、母親に「育て方を間違えた」と言われた時のことについて、ryuchellは「翌日、ドライブで海に連れてってくれて」といい、2人で話をしたという。母親は「沖縄はとっても暖かくて良いところだけど、とっても狭いところでもあるわけさ。お母さんは世代も全然違うし、沖縄で生まれ育ったから理解できないこともあるし、自分を責めてしまうけど」と葛藤した様子だったそうだが、続けて「りゅうは東京に行きたいんでしょ？あっちにはもっと進んだ考え方やいろんな生き方している人がいるから、あっちに根を張ってがんばりなさい」と応援してくれたという。今でも親子仲は良いそうで、「お母さんの言葉がずっと心に残ってたってのはあります」と笑顔で語っていた。
