古田愛理が一日消防署長に就任、演習を指揮し「身が引き締まりました」

　女優の古田愛理が26日、東京消防庁・金町消防署の一日消防署長に就任し、帝釈天題経寺（葛飾区）にて行われた消防演習に参加した。

　東京消防庁の制服姿で登場した古田は一日消防署長の委嘱状と消防演習を指揮する際の指揮棒を受け取った。演習は帝釈天が火事になったという想定で行われ、指揮台にあがった古田は「一斉放水、始め！」と放水を指揮し消化に努めた。

　演習終了後、古田は一日消防署長として演習に参加したのは初めてといい、「ずっと緊張していました。『大丈夫かな？』と思いながら。でも、間近で（演習に参加する）みなさんの真剣な姿と真剣なまなざしを見て、私も身が引き締まりましたし、ちゃんと一日消防署長をやり切れたかなと思います」と声を弾ませた。

　制服については、「制服を着るとピシッとしますね。色んな制服をまた着たいなと思いました」と目を輝かせた。「何があるかわからないので、普段から防災グッズなどをしっかり買って、日々、気を付けていきたいなと思います。すてきないい機会を頂けたなと思います」と一日消防署長に就任できたことに感謝し、同時に防災への思いを新たにした様子でもあった。

　昨年20歳になった古田は、3月に写真集をリリースするそう。「写真集がたくさんの方に届いてほしいですし、写真集に限らず演技の方でもたくさんの作品に出られるように、頑張っていきたいなと思っています」と意気込みを言葉に。

　帝釈天題経寺は、寅さんがマドンナに恋をする「男はつらいよ」シリーズでもお馴染みだが、古田も「マドンナ役をやりたいですね」とにっこり。さらに女優としては「悪女」を演じてみたいと明かした。「悪女」には役でしかなることができないといい、「悪女な役をやってみたいなと思っております（笑）」と笑顔を弾けさせた。

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