豊川悦司が、5日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。木曜劇場『silent』(フジテレビ系)のSnow Man目黒蓮を絶賛。さらには出世作『愛していると言ってくれ』(TBS系)秘話も明かした。
『silent』で目黒は、難病である「若年発症型両側性感音難聴」を患う青年を演じて話題となった。一方、豊川は金曜ドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系、1995年)で聴覚を失った画家の役で幅広い人気を得た。どちらもヒロインと手話で心を通わせていく作品。
林修が「手話ということでいうと『silent』も話題になりましたけど、ご覧にはなったんですか?」と質問。これに豊川は「そうですね。少し拝見しました」と回答。
目黒の手話について「僕が何か言うような立場じゃないですけど、素晴らしいんじゃないですかね」と評価。「普通のセリフと違う難しさも僕なりに経験もしてるので、たぶん彼もすごく努力して役を自分のものにしてるんじゃないですかね」と称えた。
また豊川は『愛していると言ってくれ』について「企画から参加していた」と告白。「毎回上がってくるシナリオについて割とアイディアを出していた」と振り返り、脚本家・北川悦吏子と毎日のようにFAXでやりとりしていたと回顧。「あのセリフについてはこう思う」「ここはもっとこうしてみたい」とブラッシュアップしていたと話した。
当初はヒロインの常盤貴子に聴覚障害がある設定だったが、豊川が北川と当時のプロデューサーに「僕のほうからお願いして、『男性が聴覚障害のパターンはありませんか?』と相談した」と明かしていた。