柿澤勇人が、10日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）に出演。1人の命を救った話を明かした。
とあるタクシーに乗り、運転手に目的地を伝えて向かっていたという柿澤。行き先の近くまで来たため「あの突き当りのところで降ります」と告げたものの、運転手は「止まるどころかアクセル、ベタ踏みしてきた」と回顧。
運転手の予想外の行動に柿澤は動転しながら「やめて！やめて！ストップ！ストップ！何やってるんですか！？」と慌てて制した。すると運転手から「これで終わりにしようと思った」と思わぬ言葉が。
自暴自棄になった運転手に巻き込まれそうになった柿澤だったが、「何があったんですか？」と事情を聞きだした。すると「午前中にお客様とトラブルがあって、最近の自分の仕事もあんまりよくない。だからもう今日で終わりにしようと思った」と話したという。
「これは慰めに入ったほうがいい」と判断した彼は、俳優としての自分の身の上を語り出した。「運転手さん、僕もこれから稽古があるんです。一応主演でやらしてもらっているけど正直あんまり面白くなんないかもしれない。でも頑張んなきゃいけないんです」と訴えた。
そして「『人生いいことばっかじゃないと思うんですけどね』って言ったらオロオロ泣き始めて『すみませんでした、私が間違ってました』（と謝られた）」と述懐。「1人の命を救った」と振り返っていた。
