デヴィ夫人が、8日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に出演。大統領夫人時代やその後を振り返った。
当時のインドネシア大統領・スカルノと結婚し、第三夫人となったデヴィ。だが1965年に軍事クーデターが勃発。夫は失脚し大統領職を追われ、彼女は亡命した。
当時、デヴィの周りには護衛がついていたが、政変のために増員。結果的に「1日120人になった」と話した。だが夜は戦車が不気味な音を立てて家の前を通る日々。彼女は何かあったときは、どのように家から逃げるかを頭の中で繰り返しシミュレーションしていたと述べた。
スカルノ元大統領は70年に死去。その後インドネシアに戻ったというデヴィは「インドネシアの人を2度と好きになることはない」と思っていたが、石油会社の男性と恋に落ち、交際をスタート。ところが「陸軍の大将に呼ばれて『未亡人らしくしてください』(と告げられた)」と話し、「その時は怖かった」と振り返っていた。