鳥取のきれいな海で、荒波に耐えながら4年以上かけてゆっくりと成長した天然岩ガキは、2005年に「夏輝」としてブランド化。「夏輝」の中でも殻高13センチ以上の高品質な岩ガキにはブランドラベルをつけて販売している。とろりと濃厚な旨味は、まさに“海のミルク”。クリーミーな味わいが病みつきになる、滑らかな口当たりと鼻を通り抜ける磯の香りがたまらない至極の味だ。
また、2020年より、蓋長16センチ以上の良形の岩ガキは「プレミアム夏輝 “砂丘の誉”」というブランド名で、“プレミアム金冠タグ”を付けて出荷している。鳥取の岩ガキ漁は通常素潜りで行なうが、「砂丘の誉」は鳥取砂丘沖合の水深約18メートルより深い場所でしか採れないため、特殊なボンベを背負った海女らが潜水して漁を行なっている。鳥取砂丘沖では1日200~300個の岩ガキが採れるが、そのうち、「砂丘の誉」はわずか10個ほど。1個あたりの浜値は「夏輝」の約3倍と、まさにプレミアムだ。