6日から開幕し、NHK Eテレなどで放送された『第105回全国高校野球選手権記念大会 第1日 開会式』で、山崎育三郎が大会歌を歌い、話題となっている。
3486チーム3744校の頂点を目指して行われる今年の夏の甲子園で、大会歌である『栄冠は君に輝く』を熱唱した山崎。白いシャツに黒のスラックス、白のスニーカーという学生をイメージした折り目正しい“いで立ち”で、まずはアカペラで歌い上げた。2番から関西合唱連盟による演奏が入り、大観衆が手拍子で応えた。
山崎は、同曲を作曲した古関裕而をモデルにした連続テレビ小説『エール』（2020年度前期）にも出演し、劇中で同曲を歌っていた。2年前の夏の開会式でも大会歌を独唱しているが、その時はコロナ禍で無観客。吹奏楽部による伴奏もなかった。
今回は有観客のもと、美しく力強い歌声を響かせた山崎。この後のインタビューでは「いろんな思いが込み上げてきましたね」と感慨深げ。「お客さんのいる中で歌えているということに、すごく感動いたしましたし、震えるような経験でした」と話していた。ネットでは「自然と涙が出てきた」「最高に感動」「圧巻の歌唱力」といった声が寄せられている。
