万太郎、日本の植物学の現実にため息…『らんまん』第112話 | RBB TODAY

万太郎、日本の植物学の現実にため息…『らんまん』第112話

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『らんまん』第113話 (c)NHK
『らんまん』第113話 (c)NHK 全 2 枚
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 5日放送の連続テレビ小説『らんまん』第112話では、万太郎(神木隆之介)が日本の植物学のあり方を嘆く。またネットでは「野宮さん」がトレンド入りを果たした。

 野宮(亀田佳明)とともにイチョウの精虫を発見した波多野(前原滉)だったが、万太郎に「野宮さん、辞表を出すつもりらしい」と伝える。続けて「僕らの発見は間違いなく大発見だった。けど世界からは相当疑われた」と明かす。

 さらに「まだ世界から疑われるのはいいんだ。日本は植物学の後進国だし。でもほんとにひどいのは、この日本国内だったんだ。第一発見者が元画工。認めないって」と、理不尽な現実を訴えた。それに猛反対した波多野だったが、農科大学の教授に任命されると、引き受けてしまったという。そして「結局、僕は野宮さんを見捨てたんだ」と苦悩を打ち明ける。万太郎は深いため息をつき、最後に「野宮さん、あなたは去るべき人じゃない」と強くつぶやくのだった。

 明日6日放送の第113話。ついに大学に辞表を提出した野宮。東京を去る前に長屋を訪れ、生まれたばかりの千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。一方、寿恵子(浜辺美波)は、図鑑作りの夢をかなえるため、ある商いを始めたいと万太郎に話すのだが…。


《杉山実》

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