18日放送の連続テレビ小説『らんまん』第121話では、万太郎(神木隆之介)の子どもたちの頼もしさが描かれた。
万太郎は「ツチトリモチ」という植物について「どうしてもこの子を世の中の人々に伝えたい。けんど発表するには大学の身分じゃと障りがある」として、「大学を辞めたい」と家族に申し出る。そして「大学の人間である前に1人の植物学者じゃ。人間の欲がどういう植物を絶やそうとしているのか、それを世の中の人々に伝えたい」と訴える。
万太郎の希望に一度は反対した子どもたちだったが、百喜(松岡広大)は「いろいろ腹が立ちますが、どうぞ お辞めください」「だから役所勤めを目指したんです。こういう時のために。うちに何かあっても俺が手堅く稼げばいい」と寛大な心を見せる。
大喜(木村風太)も、「俺も一高やめて働きに出てもいいし、早く新聞記者になりたいからさ」と明かし、千歳(遠藤さくら)も「その分、私がお母ちゃんの店で働きます」と語る。幼い千鶴(鈴木咲)も「千鶴も働きます」と、健気に万太郎を安心させる。
寿恵子(浜辺美波)は「私たちがこんなだと、みんなこんなに頼もしくなるんですね」と目を細めると、万太郎も「みんなホンマにありがとう」と、しみじみ感謝。ネットでは子どもたちに対して「頼りになる」「信念が受け継がれてる」といった声が寄せられている。
明日19日放送の第122話。万太郎は徳永(田中哲司)に辞表を提出する。さらに時代が明治から大正へと変わる頃、千歳と虎鉄(濱田龍臣)が結婚。万太郎、寿恵子は二人の幸せを心から祝福するのだった。
大学を辞めると言い出した万太郎に対してため息をつく4人…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 17, 2023
と思いきや、
家庭のことは心配しないでとたくましい子どもたち。
そんな彼らを見て、万太郎と寿恵子はほほえみました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波#遠藤さくら #松岡広大 #木村風太 #横山芽生 pic.twitter.com/W8ZXu2OCQ5