【実食】酒が進む!横浜赤レンガ倉庫「酒処 鍋小屋2024」でご当地鍋&日本酒を楽しむ! | RBB TODAY

【実食】酒が進む!横浜赤レンガ倉庫「酒処 鍋小屋2024」でご当地鍋&日本酒を楽しむ!

ライフ グルメ
酒処 鍋小屋2024 撮影:渡邉
酒処 鍋小屋2024 撮影:渡邉 全 14 枚
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 横浜赤レンガ倉庫では、「酒処 鍋小屋2024」を28日まで開催している。本イベントは海を望む横浜赤レンガ倉庫で、熱々の鍋を囲める冬ならではの鍋の祭典である。毎年20万人以上が来場し、8度目となる本年は「ご当地 鍋・日本酒・肴」をテーマに、会場規模を例年の約2倍に広げ開催中だ。

横浜赤レンガ倉庫「酒処 鍋小屋2024」今年の見どころは?


酒処 鍋小屋2024の外観 撮影:渡邉


 日本全国のご当地鍋を販売する「一杯鍋エリア」は全部で18店舗。北海道から沖縄まで各地の味を堪能しながら、全国選りすぐりの150種類以上の日本酒をちょい呑みすることが可能だ。

奥から右回りに博多焼き餃子、石狩あんこう鍋、牡蠣の土手鍋、長野県産和牛のと白菜のぽかぽか、
キムチ鍋 撮影:渡邉


 鍋のラインナップを一部取り上げると、福岡・博多もつ鍋、秋田・きりたんぽ鍋など王道をはじめ、横浜発祥の神奈川・もつ煮込み、日本一映えない鍋という長野・自然薯とろろ鍋などある。また各店、焼鳥、蒸し牡蠣、牛タンつくねなどご当地にに応じた酒の肴も販売しており、鍋以外のメニュー数にも驚くだろう。

左から十勝、来福coming happinessしぼりたて、くどき上手、宝剣、shi-bi-en
 撮影:渡邉


 日本酒は牡蠣とあわせて飲みたい宮城「山和for oyster純米吟醸」、冬季限定の純米吟醸生酒、秋田「雪の茅舎」など、純米、吟醸酒等幅広く揃う。また、沖縄唯一の蔵元の地酒「黎明」を味わえる点も新鮮だ。

こたつに入って海を見ながら鍋を食べることが可能


「作る鍋エリア」では海を眺めながらこたつで鍋をたべることができる 撮影:渡邉


 「作る鍋エリア」も注目したい。会場を海に向かって進むと、こたつと畳の小上がりの座席エリアが設けられており、海を眺めながらこたつで鍋を囲むことができる。かなり開放的で特別な空間だ。ここでは神奈川県産の食材を中心とした4種類の鍋セットが販売されており、自分でグツグツと鍋をつくって食べることができる。自宅にいる感覚でくつろぎながら食事をたのしめそうだ。


北海道「石狩あんこう鍋 北の九兵衛」の石狩あんこう鍋を実食


 撮影:渡邉


 筆者が食べた鍋は、入口すぐの場所にある店舗「石狩あんこう鍋 北の九兵衛」の石狩あんこう鍋(1,200円)だ。12月から2月にかけては出荷の最盛期を迎えるあんこうは、この時期に堪能したい食材のひとつ。自宅でおいしく調理するには若干ハードルが高い故、是非店舗で味わってほしい鍋である。

スープに溶け込むクリーミーなあん肝 撮影:渡邉


 本商品は、スープにプリプリのあんこの身、クリーミーなあん肝、小ぶりだが風味豊かなホタテが10個ほど、イクラ、豆腐が入っている。白菜は少なめで、魚介を前面に押し出した鍋だ。しょうゆベースのスープは、魚介からあふれ出るダシで旨みが増し、ゴクゴク飲めてしまう。途中、味変に山椒をかけることをおすすめする。振りかけると爽やかなやさしい痺れがプラスされて良いアクセントになる。これはさらに日本酒もすすむ。鍋はランチ感覚で食べるにはちょうど良いサイズ感だが、ガッツリ食べたい人には少し足りないかもしれない。是非、複数の鍋を食べ比べするとよいだろう。

赤提灯で装飾されたイベント会場 撮影:渡邉


 因みに、まわりやすい日本酒のチケットとオリジナルお猪口がセットになった「ちょい呑みセット」、「ちょい呑み・ちょい鍋セット」も販売しているため、複数店舗で色々なものを食べたい、飲みたい方は迷わずチェックしておくと良いだろう。会場内に施された赤提灯の装飾と、流れる昭和BGMが横丁感を演出し、寒さを忘れて食と酒を楽しめるイベントであった。


■時間:平日/12:00~21:00、土日/11:00~21:00 ※ラストオーダーは20:30
■場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場 特設テント(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1 )
■入場料:無料(飲食・物販代は別途)

《渡邉香織》

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