暗がりのステージ袖で思い返すのは、愛助(水上恒司)との懐かしい想い出。「よっしゃ!」と自らを鼓舞したスズ子は勢いよくステージへと駆け出し、超満員の観客を前に熱唱する。歌うのはもちろん『東京ブギウギ』!
拍手喝采の中、今度は花道でパフォーマンス。大勢の踊り子たちとの息もぴったりで、歌はクライマックスへと向かう。善一(草彅剛)の指揮にも力が入る。茨田りつ子(菊地凛子)もノリノリで愛子を子守をする。歌い終えると、会場は興奮の渦に巻き込まれる。ナレーションでは「ブギの女王、ここに誕生です」と紹介されていた。