1994年4月に放送を開始した「開運！なんでも鑑定団」はこの4月から31年目に突入する。4月2日放送の「3時間半スペシャル」では、約7年半アシスタントを務めた片渕茜テレビ東京アナウンサーの卒業と、菅井の新MC就任が発表される（片渕アナの最後の出演は16日放送回）。
新MC就任の話があったときの心境を尋ねられると、菅井は「小さいころから家族でずっと見させて頂いていた番組だったので」といい「こんな愛されてきた長寿番組にまさか、まさか自分がMCとして加わらせていただけるなんて」と驚いたことを明かした。「『夢かな』と思いました」とも語った。
福澤は「うちの息子がこれまでほとんど『鑑定団』に興味を示さなかったのですけれど」と話しはじめ、菅井が新MCに就任することを告げたら「『おおっ』と食い付いてきました」と続けた。「これを機に日本の古き良きものに興味を持つ若者が増えてほしいなと思います」と菅井への期待を言葉に。
同番組では必ずしも鑑定品を持ち込んだ依頼人が期待している通りの鑑定結果が出るわけではなく「地獄絵巻のような展開」になることもあるそう。そういった展開になると福澤いわく「僕と今田さんではどうしようもない」とのことだが、福澤は「そのときに地獄で出会った天使のような温かいひと言を依頼人さんにかけていただくと僕も救われます」と菅井へのさらなる期待も語った。
今田は「思ったことを素直に表現したらそれでいいかなと思います。見た感じの清涼感でたいていのコメントが浄化されるので」と菅井にアドバイス。「とにかく爽やかです」と菅井を絶賛した。
すでに収録を行った菅井は、観覧に詰め掛けた観客の盛り上がりが「嬉しかった」、「ありがたいと思いました」と語った。「依頼人の方の人生ドラマ」も「この番組の魅力なのだなと実感しました」といい、「自分らしく盛り上げていけるようにもっと頑張っていきたいなと思いました」と意気込みを語った。
