明日19日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第15話では、涼子(桜井ユキ)の告白から、学生たちの抱えていた思いが噴出する。
18日放送の第18話。男子学生の心無い妨害で中止に追い込まれた法廷劇。寅子(伊藤沙莉)は同級生たちを誘って、毒饅頭を実際に作って自分たちを納得させようとする。だが、人を殺すのに饅頭を使うのか、致死量の毒を饅頭に仕込めるのかなど不自然な疑問が出て来る。こうした理由について、よね(土居志央梨)は、被告の女性が無知だったからなどと指摘。一方、寅子は法を身につけつつある自分たちだからこそ、こうした女性に寄り添うべきと主張。意見を戦わせる。
すると、ここで脚本を手掛けた涼子が勇気の告白をする。法廷劇のもととなった実際の判例を調べ直してみると、学長が法廷劇用に内容を改めていたと明かしたのだった。
明日19日放送の第15話。実際の事件を調べるため、饅頭を作ってみることにした寅子(伊藤沙莉)たち。すると涼子(桜井ユキ)が急に謝罪したいと言い出す。涼子が調べたところ、学長(久保酎吉)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変していたらしい。事実を知り、憤慨する寅子やよね(土居志央梨)たち。一方、花江(森田望智)も抱えていた思いを吐き出す。