草彅剛が、19日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、役者としての心構えについて語った。
35歳で台本を読み込むことを辞めたという草彅。林修から「35歳のとき何があったんですか?」と聞かれると、「裸になって捕まっちゃったんです」と回答。草彅は2009年4月、泥酔して全裸となり、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕。CMは打ち切られ、ドラマは降板。
活動自粛中の草彅に手を差し伸べたのが高倉健さん。わざわざ手紙を持って事務所に届けてくれたのだという。これに草彅は「しっかりと生きて行かないといけない。大きな責任が課せられている」と実感したと述懐。高倉さんとはもともと交流がなかったが、そこから縁ができたという草彅。2012年、映画『あなたへ』でついに初共演。その際、高倉さんから演技に必要なのはテクニックではなく、日々の生き方と教えられたそう。
11日放送の『人生最高レストラン』(同系)でも「台本暗記する必要なくないですか?」と発言していた草彅だが、高倉さんと出会って以来、自分の人生をしっかり生きることこそが役に血を通わせることになると思い知られ、台本を読み込むことを辞めたと話していた。