「私しかいない」追い詰められていく寅子……『虎に翼』第37話 | RBB TODAY

「私しかいない」追い詰められていく寅子……『虎に翼』第37話

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『虎に翼』第37話 (c)NHK
『虎に翼』第37話 (c)NHK 全 2 枚
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 21日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第37話では、寅子(伊藤沙莉)が次第に追い詰められていく。

 寅子の妊娠が判明し、優三(仲野太賀)を始め家族が喜んだ。はる(石田ゆり子)は「もう一人の体じゃないんですからね。仕事仕事じゃいけませんよ」とたしなめる。

 そんな折、久保田(小林 涼子)が、夫の実家がある鳥取に家族と移り住むことを報告してきた。しかも弁護士の仕事も辞めると言う。寅子はこれまで、同じく弁護士を志しながらやめていった仲間の思いを背負っていると自負していたのだが、久保田の決断に内心ショックを受け「私しかいない」と、心の中でつぶやく。

 一方、よね(土居志央梨)は高等試験に挑戦し続けているが通過できなかった。寅子はまた、久保田がこれまで担当していた雑誌の婦人相談の連載を代わりに受け持つことに。編集部からは、悩みを抱える女性からの訴えがしたためられた定量の手紙が届く。その文面を読むにつけ、「もう私しかいないんだ」と寅子は責任を1人で抱え込む。

 明日22日放送の第37話。兄・直道(上川周作)の出征が決まる。はる(石田ゆり子)と花江(森田望智)は精一杯の笑顔で送り出そうと努力する。寅子(伊藤沙莉)は弁護の仕事の他に、久保田(小林涼子)が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き受けることに。さらに穂高(小林薫)から明律大学での講演を依頼されるが、講演会当日に倒れてしまうのだった。


NHK連続テレビ小説 虎に翼 上
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《杉山実》

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