伊藤沙莉が、25日放送の『土スタ』(NHK)で、連続テレビ小説『虎に翼』について語った。
同作でヒロイン・寅子を演じている伊藤。自身の役柄について「すごく真っすぐで正義感が強い」と解説。続けて「寅子の好きなところは、ちゃんと失敗するところ」と告げ、「未熟さも含めて完璧じゃないところが素敵」とも。
また伊藤は寅子の好きなセリフとして、初の女性弁護士となった際の祝賀会のスピーチを挙げた。10日放送の第30話、寅子は男性と同じ試験を受けても女性が裁判官や検事になれない現状を指摘。「生い立ちや信念や格好で切り捨てられたりしない、男か女かでふるいにかけられない社会になることを私は心から願います」と望み、「いや、みんなでしませんか?しましょうよ!」と呼びかけていた。
伊藤は「(このセリフを)読んでいて、すごく素敵と思った。未来が明るく感じるというか、こうなったら本当に素敵だなと思った」と振り返っていた。