新しい日本の憲法に奮い立った寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。だが面談の約束をしているわけでもない、アポなしだ。門前払いを食らっていた寅子を見た久藤(沢村)が機転を利かせて「やあ待たせたね」と、寅子の肩に手を添えて自分の知り合いだと思わせ、人事課へ入らせることに成功した。
寅子がやってきた人事課にいたのは、あの桂場(松山ケンイチ)。裁判官を志願する寅子(伊藤沙莉)だったが、桂場は否定的だ。そこへまたもや久藤が颯爽と現れ、人手不足であることや、GHQが彼女を見たら喜ぶなどと説得し、後押しする。
なぜか「ライアン」と呼ばれている久藤。寅子のことは「サディ」といきなり愛称をつけて好意的ではあるのだが、寅子はどこか、うさんくささも感じている。さらに猪爪家へ、経歴書を返すついでだと言いながら、いきなり押しかけて来る。その際は寅子の母、はる(石田ゆり子)を寅子の姉だと勘違いしたと言って喜ばせる。
この後、寅子はかつての同級生・小橋(名村辰)と再会。久藤は、寅子に、この小橋から詳しい仕事を教わってほしいと指示しつつ、「そんな固くならないで。レッツエンジョイ」と奮起を促す。
このように、沢村のイメージそのものと言えるような、軽妙で明るい役柄がハマっている。ネットでは沢村一樹がトレンド入りを果たし、「ライアンさんの役、沢村一樹さんにピッタリ」「沢村一樹さん この方が出ると場が一気に明るくなりますね」「沢村さん一癖ある役似合う」など期待が寄せられている。
明日4日放送の第47話。久藤(沢村一樹)の後押しもあり、司法省で働くことになった寅子(伊藤沙莉)は民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出す。そこに現れた久藤から、これがGHQから突き返された案だと知らされ、「思ったより謙虚だ」と言われた寅子は、自分の認識が甘いことに悔しい思いをする。
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— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 2, 2024
桂場に採用理由を問われた寅子は
「全ての国民が平等ならば、私にも裁判官になる資格が備わるはず」と主張。さらに、以前桂場に言われたこともアピール。
渋る桂場に、久藤が…「採ってあげなよ」#虎に翼#伊藤沙莉 #沢村一樹 #松山ケンイチ https://t.co/0auwwHrnqj pic.twitter.com/XEeBFGb3Qk