杏が、2日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、日ごろから書き留めているノートの存在を明かした。
例えば大河ドラマ「平清盛」で北条政子の役を務めることになったときは政子の人物像や鎌倉幕府についてなど詳細に勉強しノートに記載。また台本上では描かれていないものの、戦から帰って来た兵と家族がどのくらいぶりに再会しているのかも調べあげ、そのときの“心情”を確認し、演技に落とし込むと述べた。
自分が理解しやすいようノートに整理し直す習慣は、連続テレビ小説『ごちそうさん』のときも生かされた。そこでは着物の着方、ふすまを開け閉めする際の手の動きなど細かい所作まで図解入りで記載。結果、ノートは6冊にのぼったという。
またセリフを覚える際にはセリフをノートにすべて書きおこし、そこに台本には書かれていない心情を書き込むという。林修から「台本を読むだけではダメ?」と聞かれると、「目から脳に行くのと、手で書いて手から脳に行くという両方やらないと、見落としがあるのでは」と不安になると話していた。