韓国で1300万人以上の観客動員を記録し、『パラサイト 半地下の家族』を超える歴代級のヒット作となった映画『ソウルの春』のメイキング映像が解禁された。
本作は1979年の韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に描かれた歴史大作だ。韓国の人気俳優ファン・ジョンミンとチョン・ウソンがダブル主演を務め、キム・ソンス監督がメガホンを取る。同監督は時代考証にこだわり、「1979年に制作された映画や写真、ニュースなどのカメラアングルも参考」にしたという。
撮影現場では、陸軍本部の地下施設や首都整備司令部などのセットも細部にわたり再現された。ファン・ジョンミンは「70年代みたいだ」と感心するほどの再現度だった。
チョン・ウソンは「我々が演じる時の感情やパワーがそのまま感じられるようなセット」と紹介。キャスト陣の熱演シーンも映像で明らかになっている。
キム・ソンス監督は「観客がその場にいると錯覚するほど没入感を高くしたかった」と語った。
『ソウルの春』は8月23日より新宿バルト9ほか全国公開される。