10月17日22時より、禁断のテーマ「托卵」を描いたドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)が放送スタート。主演は松本若菜が務める。
同ドラマは松本にとって、フジテレビの連続ドラマ初主演作。『あなたがしてくれなくても』の市川貴幸が脚本を担当しており、キャスト陣には田中圭や深澤辰哉、さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝の名前が並ぶ。
主人公の神崎美羽(松本)はやりきれない現実を生きている。夫の神崎宏樹(田中)は外面は良いが、乱暴な言葉をぶつけてくるため、夫婦生活は冷えきっており、偽物の笑顔を振りまく自分自身に嫌気が差していた。
そんな中、親友の小森真琴(恒松)とその息子・幸太(岩本樹起)を家に招いた美羽は、子どもができれば現状を変えられるかもしれないと考える。翌朝、宏樹に恐る恐るそのことを話すが、自然に任せればいいと一刀両断され、いらだちを露わにされてしまう。
そんなある日、美羽は心の底から笑顔でいられた中学生時代の幼なじみとの日々を思い出す。そして思い出をたどりながら、導かれるように昔よく通っていた図書館へ足を踏み入れると、突然声をかけられる。そこには、幼なじみ・冬月稜(深澤)の姿が。中学生ぶりの再会に驚きながらも、あの頃に戻ったかのように、無邪気に会話が弾む。
久々の再会に心躍った2人だが、美羽がすでに結婚していることを伝えると、冬月はどこか残念そうな反応。そして冬月の方も、仕事でアフリカに行くことを告げる。「もうすぐ日本を離れる。その前に神様がくれたプレゼントだね」という冬月の言葉を最後に、もう二度と会えないのだと感じる2人だったが……。