人気ガールズグループ「NiziU」が、少女から大人の女性へと進化を遂げた。
この冬、グループ最年少のメンバー・ニナが20歳を迎え、全員20代に突入する「NiziU」。キュート＆パワフルな“縄跳びダンス”でお茶の間にハッピーを届け続けてきた彼女たちだが、新曲「YOAKE」では、グループのコンセプトを一新するような大人の魅力が解き放たれていた。
NiziU は、1月7日に、新曲「YOAKE」MVのティーザー映像を公開。ドレッシーな淡いブルーの衣装を身にまとい、しなやかなシンクロダンスを披露する姿は大きな反響を集め、SNSでは「ついにNiziUが本領発揮し出してきてるぞ！」、「2025年のNiziUちゃん気合いの入り方違いすぎる...」など様々な声が寄せられた。明らかなコンセプトチェンジを予感させる映像に、「大人になったなってものすごく感じられる」、「可愛いは卒業なんだろうな、ちょっと寂しい」など彼女たちの成長に“親心”をみせる反応も目立った。
少女から大人の女性への、“成長”と“自立”を描いた新曲「YOAKE」。1月8日に公開された同曲MVは、その進化を存分に感じさせる仕上がりとなっていた。
MV冒頭、画面いっぱいに映し出された、リマの憂いを帯びた表情もそのひとつ。そんなリマの新たな一面を消化する暇もなく、最年少・ニナをセンターとした美しいシンクロダンスがスタート。シースルーの衣装とマッチしたしなやかなダンスが、彼女たちの女性らしさをより引き立たせていた。
新しい夜明けとともに、広い世界へと飛び出していくNiziUの姿に心踊る一方、MV中盤では一人で涙を流すマコや苛立ちをあらわにするリクの姿が映し出されるなど、彼女たちが大人へと成長するなかで感じてきた葛藤や孤独、苛立ちも垣間見ることができる。
“NiziUらしくない”暗い心情を映し出したようなシーンが、多く映し出されている今回のMV。そのせいか、MV終盤で彼女たちが笑顔で草原を走り抜けていく様子や青空の下でダンスを披露する姿には、今まで以上のハッピーを感じとることができる。ちなみに、メンバーが順番にほぼアカペラでソロパートを歌唱していくシーンも必見だ。
彼女たちの新たな魅力が開花したMVに、SNSでは「NiziUしか出せない感性がある」、「ポップなイメージが強かったけど、バラードやシリアスな雰囲気もめっちゃ合う」、「2025年はNiziUの年になりそう」など今後の活動に期待を寄せる声が多く寄せられた。
「YOAKE」の先行配信を記念して、NiziUはグループの公式Xにて、ファンへメッセージを発信。ジャケットを取り入れたクラシカルな衣装で登場し、楽曲について「大人っぽい私たちを感じられる楽曲」と話した。
2024年、NiziUの活動と露出にどこか物足りなさを感じていたが、すべてはこの“進化”に向けた準備期間だったのかもしれない。「YOAKE」をリード曲とする、NiziU の1stミニアルバム「AWAKE」は2月5日（水）にリリース。少女から大人の女性へ、新しいNiziU の“夜明け”の先に注目だ。
