『週刊文春』（文藝春秋）が28日、中居フジ騒動をめぐる記事を訂正。一夜明けた今もなお、ネット上ではその話題が波紋を広げている。
『週刊文春』は昨年12月、中居正広氏の深刻な女性トラブルを報じ、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていた。しかし、その後の取材によって「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」ということが発覚。これを受けて『週刊文春』は当該記事を一部修正し、その旨を「文春オンライン」で報告したうえで、「これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、『（事件は）Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません』と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています」と伝えている。
一連の騒動によって渦中の中居氏は芸能界を引退。さらに関与の疑いをかけられたフジテレビからはスポンサーが次々と撤退し、27日に開催された取締役会にて、港浩一社長と嘉納修治会長が辞任を発表する事態に。なお事案が起きたとされる食事会について、フジテレビは当初から「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。発行元に対してもその旨伝えておりました」（公式サイト参照）と主張しており、27日に行われた会見でも“関与”を否定していた。
こうした背景からネット上では“世紀の大誤報”などと揶揄されており、X（旧Twitter）にも関連ワードが次々とトレンド入り。またホリエモンこと実業家の堀江貴文氏は、一連の騒動に言及したポストを引用しひと言、「クソ文春」とコメントを綴っていた。
