2月12日22時から放送されるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)の第5話に、声優の下野紘と戸松遥がゲスト出演することが明らかとなった。

同作はさまざまな不動産物件で起こる事件を解決していく不動産ミステリーで、主演は上川隆也。第5話では、金縛りが起こる部屋の実態調査がテーマとなる。
そこで下野と戸松は夫婦役に抜擢されており、金縛りが起こる部屋の住人・岡崎諒役と彼の妻・岡崎杏子役をそれぞれ演じる。下野は『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』などの出演で知られており、戸松も『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『ソードアート・オンライン』などの代表作をもつ人気声優。2人ともフジテレビ系ドラマへの出演は、今作が初となる。


そのほか今回のエピソードでは、岡崎夫婦が購入した家の不動産担当者・小山啓太役としてさや香・石井が出演。また岡崎家が住む街の自治会長・三宅隆正役として、春海四方が登場する。


■下野紘コメント
「ボクが演じる諒は、金縛りに悩まされる杏子の夫で、少し大らかというか頼りないような一面もありますが、家族のことを考えて販売特別室に依頼したり、杏子や息子の航大を気遣ったりするなど、家族思いなんだと思います。演じる上では、不自然な感じにならないよう、アフレコの時よりも声を抑えて演じることを心がけていました。最初に台本を読んだ時は、そんなにせりふ量は多くないと思いましたが、他の話数を拝見して、カット割りやアドリブが多そうだと思ったので、その直前まで自分が何やっていたかなど覚えておくのが大変だろうなと思いましたし、冒頭の寝ているシーンでは結構長い時間布団の中にいたので、撮影中なのに、松井稜樹くん演じる航大を寝かしつけていて、本当に寝てしまいました。今回、声優のボクが演じる岡崎諒、その奥さん杏子を声優の戸松遥ちゃんが演じるという、まさかの共演にビックリしました!でも、とまっちゃん(戸松)とも長いつき合いだったおかげで緊張せずに済みましたし、何よりも上川さんや内田さんはじめ、スタッフさんたちの温かい雰囲気のおかげで、ホントに楽しい撮影になりました!もちろんシリアスなシーンもありますが、そんな楽しい雰囲気があふれている『問題物件』第5話、是非ともご覧ください!!」
■戸松遥コメント
「演じる杏子は、とても真面目で繊細な人なのかな?という印象と、金縛りに遭っている事で既に精神的に疲弊している印象を受けました。その上で寝不足だったり、家事育児もあったりする中で、本当にちょっとした事が少しずつ、夫へのフラストレーションとして溜(た)まっていく様子をイメージしながら演じました。実は、自分自身も疲れている時などに金縛りにあった事があるので、その時の体が動かなくなる気持ちの悪さを思い出しながら演じました。また、妻であり母親の役でもあったので、気持ち的には共感できるところがたくさんあり、無理に役作りする事なく演じられたように思います。声優である私がまさか今作に出演できるなんて…うれしすぎて夢のような素晴らしい経験でした。実写でのお芝居はまだまだ不慣れではありますが、杏子の気持ちに寄り添いながら精一杯演じさせていただきました。金縛りの正体にドキドキしながら是非ご覧ください!」
■石井(さや香)コメント
「小山は不動産屋で、接していても直接的な害はないが、何か嫌。B面あるのが確定のバキバキの笑顔。みなさんもどこかで接したことがあると思います。自然とよい人間を誇張してしまっている不自然さ、のような部分が表現出来たらいいなと。正直僕の中にも少し小山がいるので、そんなに違和感なかったかもしれません…。最初台本見たら“標準語やん!やばいなぁ…”と思い、ドラマの現場も初めてで緊張してましたが、上川さんも内田さんも合間ずっとしゃべってくれる楽しい現場で、あっという間に終わって逆に寂しかったんで、またどこかで登場させて欲しいです(笑)。なんとか関西弁に変えれないかと最後まで企んでましたが言い出せるはずもなく、全力で標準語でやらせてもらってます。優しい目でどうぞご覧ください!」
■春海四方コメント
「“問題物件”は身近にある話題だと思います。ただドラマ化は難しいと思っていましたが、コミカルでデコボココンビのお陰で毎回楽しく拝見しています。演じる三宅は、決して悪い人ではないんです。ただ町内の為、住民のために正義を振りかざしてついつい行き過ぎてしまうんです。本当は愛すべき人だと思います。現場は和気あいあいとして笑いが絶えませんでした!上川さん、内田さんお2人のお人柄ですね。今回はどんなトラブルをお2人が解決してくれるか!お楽しみくださいませ」