NHK連続テレビ小説では、現在放送中の『おむすび』が今月29日まで、31日からは『あんぱん』の放送が始まる。『おむすび』の主演・橋本環奈が先日、渋谷のNHK放送センターを訪れ、『あんぱん』主演・今田美桜とバトンタッチセレモニーを行った。
セレモニーでは、ドラマゆかりの品をプレゼント交換。橋本が今田へプレゼントしたのは「神戸産のスリッパ」と「おむすび」で、物語の舞台となった神戸市は「靴のまち」としても知られており、作中でも阪神・淡路大震災後、安室奈美恵の影響で「厚底ブーツ」が流行し、神戸の靴産業の復興に一役買ったというエピソードが登場する。これから長い撮影に臨む今田がスタジオ撮影で快適に過ごせるように、上質な革で仕立てた特注のスリッパが贈られた。
プレゼントを受け取った今田は「こんがりあんぱんのように焼けている…焼けてはいないですね(笑)。すてきな色合いのスリッパをいただいて、これで最後まで撮影を乗り切りたいと思います。ありがとうございます」とコメントしていた。

対する今田は「鳴子」と「あんぱん」を橋本にプレゼント。鳴子は戦後の復興を願いスタートした「よさこい祭り」などで使われている高知の特産品。周りを幸せにしながら前を向いて進むヒロインを演じた橋本には、高知で作られたオリジナルデザインの鳴子が贈られ、これに橋本は「結構音が鳴りますね。はじめて鳴子を持ちました。後ろにも『おむすび』と『あんぱん』のロゴが入っていてかわいらしいです。ありがとうございます。(鳴子を鳴らして)最後まで盛り上げられそうです!」と喜びを語っていた。


またプレゼント交換の後には、今田演じる朝田のぶの自宅・朝田家のセット内でバトンパスを実施。今田は役衣装での参加となり、バトンを渡した橋本からは「今日お会いして、(今田さんの)変わらず元気な姿を見られてほっとしました。私も(伊藤)沙莉さんからバトンタッチの時に聞いたのは健康面の話で、よく食べてよく寝てというのが一年乗り切るにはすごく大事なのかなと思っています。病気もけがも無く、がんばっていただきたいなと思います」とエールが贈られた。そしてバトンを受け取った今田も「橋本さんもこれまでのヒロインの皆様も、健康に気をつけて乗り越えてこられたと思うので、しっかりその思いを受け継いでいきたいなと思います」と健康にまつわるコメントを寄せていた。

