本日から連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)がスタートした。
同ドラマは朝ドラとして112作目。“アンパンマン”を生み出したやなせたかし氏と暢さん夫婦がモデルになっている。公式Xではさっそく、登場人物相関図が公開されている。第1話から登場した松嶋菜々子ほか、朝ドラ初の二宮和也や竹野内豊らの姿も。
本日の放送、舞台は昭和初期。少女が高知の町中を勢いよく駆けていくシーンが見られた。この少女は「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)である。商事会社で国内外を飛び回る父・結太郎(加瀬亮)を迎えに駅舎に駆け込んだのぶは、勢い余って少年にぶつかってしまう。少年の名は柳井嵩(木村優来)。父(二宮和也)を病気で亡くし、母・登美子(松嶋菜々子)と共に伯父・寛(竹野内豊)を頼って御免与町にやってきたのだった。ドラマ1話終盤、草吉(阿部サダヲ)が嵩(木村優来)にぱんを食べさせる場面があるが、これがあんぱんであるかどうかは、まだわからない。
明日の第2回では草吉が作ったあんぱんのおいしさを夢見心地に話すのぶ(永瀬ゆずな)だが、一方で、「東京に帰れ」と言ってしまった嵩(木村優来)のことがずっと気になっていた。のぶは嵩の弁当を奪おうとするクラスの悪ガキたちを追い払い、嵩に東京に帰れと言ったことを取り消す。そんなのぶに、嵩はやさしく微笑む。ある夜、自分の夢を語った結太郎(加瀬亮)は、のぶに「女子も大志を抱け」と話すのだった。