『ウチらと世界とエンタメと』がNHKラジオ第1でレギュラー放送されることが決定。初回放送は4月21日の午後8時5分~8時55分にかけて実施される。
同番組は、「いまこのひとの話を聞いてみたい」という2人のゲストが出演し、お気に入りのエンタメを紹介しあいながら、社会や自分について語るトーク番組。初回のゲストには、大河ドラマ『べらぼう』で主人公の妻「てい」を演じることが決まっている俳優の橋本愛、著書がイギリスでベストセラーになるなど国内外で注目を集めている作家の柚木麻子が登場する。

橋本と柚木は終始笑いの絶えないなかにも、映画業界や文壇のあり方を顧みる話題などについてトークを展開。橋本がダークサイドに落ちかけた時に救われた音楽、柚木が小説家になろうと決めるきっかけとなった友人とのエピソード、さらにルッキズムやインティマシーコーディネーター、創作や人権など、さまざまな話題に触れていく。
橋本は今回の収録について、「柚木さんのパワフルなお人柄に触れて、すごく元気をもらえました。日頃から社会、世界を見渡す目線や、エンタメと自身との関係性にすごく近いものを感じて、うれしくなりました。美しいものや、大切なもののことを『宝石』とおっしゃっていたのが印象的でした。そっか、宝石か。私もあなたもみんな宝石だよねって、そう思えないどす黒い気持ちは笑い飛ばして、自分だけの輝きを突き詰めて、きっと乱反射できますように。私の話は構わず、柚木さんの面白い話をぜひ聴きにきてください。笑」とコメント。

また、柚木は「橋本愛さんの手が、前から好きで、大きななにかを作る方の手だな、と思っていたのですが、間近で見ることができ、そしてそのビジョンをうかがうことができ、想像以上の、世界を変えうる何かを実現される方だな、と感じ入りました」と語っている。

なお、4月28日の放送ではフリーアナウンサー・俳優の宇垣美里と映画監督の山中瑶子、5月19日の放送ではヤーレンズの出井隼之介とフォーリンラブのバービーが出演する予定だ。
