ボーイズグループENHYPENが、アメリカ最大規模の音楽フェスティバル「コーチェラ」のステージを熱狂の渦に包み、その余韻は今もなお続いている。彼らのパフォーマンスに対する海外メディアと世界中のファンからの称賛が相次ぐ中、4月19日(以下、現地時間)に控える2回目の公演への期待も高まっている。
ENHYPENは4月12日、「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」(以下、「コーチェラ」)で全13曲を披露し、強烈な存在感を見せつけた。
アメリカの音楽専門メディア『ビルボード』は「ENHYPENがコーチェラ初ステージで歴史を作った」と絶賛し「K-POPボーイズグループ史上、最速でコーチェラのステージに立った彼らは『Paranormal』、『XO (Only If You Say Yes)(English Ver.)』、『No Doubt』などのヒット曲を披露し、観客を魅了した」と伝えた。

また同メディアは「燃え盛る都市から雲の上の静寂へと誘うようなステージ演出は、観客を一つの旅へと導いた」と表現し、「2020年にMnetのサバイバル番組『I-LAND』で誕生した彼らが、ついにここまで辿り着いた」と、ENHYPENが世界の音楽シーンの中心へと成長した軌跡と現在の位置に注目した。

ブラジルの音楽雑誌『ビルボード・ブラジル』は「ENHYPENのコーチェラステージは圧巻だった。彼らはデビューからわずか5年で、K-POPでもっとも注目すべきグループのひとつとなった。ENHYPENがコーチェラをまるで自分たちの本拠地のように作り上げ、来週末の公演への期待感をさらに高めた」と絶賛した。
アメリカのファッション雑誌『GQ』は「カウボーイスタイルのPRADAのオーダーメイド衣装を着てコーチェラを揺るがしたENHYPEN」というタイトルで彼らのファッションを特集した。『GQ』は、「PRADAが特別に仕立てたヴィンテージ風デニムやレザーベルト、ストーン装飾などが施された衣装は、コーチェラの自由奔放な雰囲気と完璧にマッチしており、ENHYPENの洗練された魅力を一層引き立たせた。“ワイルドウエスト”というテーマはコーチェラにふさわしいコンセプトだった」と絶賛した。
ENHYPENの「コーチェラ」ステージはSNSでも爆発的な反響を呼んだ。グループ名とフェス名を合わせた造語「ENCHELLA」はX(旧Twitter)のグローバルリアルタイムトレンドで2位を記録し、韓国のリアルタイムトレンドでは、上位30のうち10個がENHYPEN関連のワードで占められるほどの話題になった。さらにアメリカ、日本、イギリスなど計8か国の地域でもリアルタイムトレンド入りを果たし、中国のSNS「Weibo」では、総合チャートと芸能チャートのリアルタイムトレンド上位を独占するなどして、ENHYPENの「コーチェラ」ステージがいかにグローバルに注目されているかを証明した。
ENHYPENは4月19日午後8時35分から、再び「コーチェラ」のステージに立つ予定だ。これに先立ち、4月16日にはアメリカの人気トーク番組『ジェニファー・ハドソン・ショー』にも出演する。
(記事提供=OSEN)
◇ENHYPENとは?
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。2020年6月から約3カ月間放映されたMnetの大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER:儚い』は、オリコン週間シングルランキング初登場1位に輝いたほか、7月度の「ゴールドディスク認定作品」でプラチナ認定を受けた。さらに、2022年10月に発売した日本1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得し、5作品連続通算5作目の1位を獲得した。2022年9月スタートの初ワールドツアーの一環として、日本デビューからわずか1年半で初の京セラドーム公演を開催。第4世代K-POPアーティストとしては最速で単独ドーム公演を行うなど、大躍進を続けている。