韓国の人気チアガール、イ・ジュウンが2025年シーズンからLGツインズの応援団に合流し、新たな活動を始めた。
イ・ジュウンは昨年、KIAタイガースのチアとして踊った「ピキピキダンス」で大きな人気を得た人物だ。
同ダンスはKIAの投手が相手打者を三振で打ち取った際にチアが踊る短いダンスで、ティックトックなどのSNSを通じて全世界に拡散し、『ニューヨーク・タイムズ』にも紹介されるほど注目を集めた。
そんなイ・ジュウンが、今季から韓国プロ野球で応援する球団を変更。LGツインズが4月10日に公式SNSでイ・ジュウン合流を発表すると、本人も自身のインスタグラムを通じて「今シーズン、最善を尽くしてLGツインズが優勝するその日まで一生懸命応援します」と決意を明かした。

イ・ジュウンはオフに台湾プロ野球の富邦ガーディアンズの応援団「Fubon Angels」と契約を結び、台湾でも活動を並行している。
Fubon Angelsはイ・ジュウン獲得のため、台湾プロ野球選手の平均年俸をはるかに上回る1000万台湾ドル(日本円=約4667万円)の契約金を支払ったとされ話題となった。ただ、事務所は「契約事項なので具体的な金額は明らかにできないが、噂は事実ではない」とし、高額契約を否定している。
イ・ジュウンは今月12日にLGツインズの本拠地・蚕室(チャムシル)球場で行われた斗山(トゥサン)ベアーズ戦で初パフォーマンスを披露。純白チューブトップにミニスカートを合わせた衣装や、ジャケットを羽織ったホットパンツ衣装でダンスを踊り、ファンとともに応援の熱気を盛り上げた。

イ・ジュウンのグローバルな人気は韓国国内外で現在も続いており、LGツインズのファンからも大きな期待を受けている。
◇イ・ジュウン プロフィール
2004年7月24日生まれ。身長169cm。2023年よりチアガールとしての活動を始めた。過去に韓国プロ野球のKIAタイガース、女子プロバスケWKBLの富川ハナ1Q、男子プロバレーの水原KEPCOビクストーム、女子プロバレーの現代建設ヒルステートの応援団で活動。KIAの試合中に踊る「ピキピキダンス」がティックトックなどSNSを通じて世界的に流行したことで、一躍注目を集める存在に。2025年シーズンより台湾プロ野球の富邦ガーディアンズの応援団「Fubon Angels」、韓国プロ野球のLGツインズの応援団で活動する。