韓国が日本と激突する。来る11月、東京ドームで史上初の“日韓戦強化試合”2連戦が決定し、韓国代表指揮官は「最上の戦力を組む」と強調した。
4月17日、東京都内で行われた記者会見で、来る11月15~16日に東京ドームで「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」を開催することが発表された。
2026年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の目前に行われる評価試合だ。前回の2023年大会に続き、今大会でも韓国と日本は1次ラウンドで同じプールCに入っている。1次ラウンドの会場も東京ドームなだけに、まさに“リハーサル”を兼ねた2連戦と言える。
“日韓戦”2連戦へ指揮官は何を語った?
韓国代表を率いるリュ・ジヒョン監督は「代表監督として初めて迎える国際試合だ。ワクワクしてドキドキもしている。WBCを控えて行われる重要な試合だ。我がチームの選手をチェックでき、日本を分析する時間にもなる。最上の戦力を組みたい。WBCで良い成績が出せるよう、準備を進めていく」と強調した。
対する侍ジャパンの井端弘和監督も、「WBCの1次ラウンドで韓国と対戦する。今回の強化試合は重要だ。韓国は常に手強いチーム。投打で力のある選手が多い。必ず勝つという気持ちで臨む」と意気込みを語った。

強化試合までまだ7カ月、WBCまでまだ11カ月だ。現時点では何もわからない状況とはいえ、やはり関心が集まるのは両国の“人選”だろう。
リュ監督は「最上の戦力」という言葉を口にした。海外組も含めてベストメンバーを構成するという計画だ。「韓国人選手の中でも、メジャーリーグで好成績を収めている選手がいる。シーズン終了時点でコンディションを見極める必要がある。若手選手たちは、今回の強化試合でチャンスがあるのではと思う」と説明した。
続けて、「WBCは世界最高の選手が集まる舞台だ。出場意思をアピールしたメジャーリーガーもいる。負傷さえなければ、来年3月の最上の戦力のために準備する。KBOリーグでも多くの若手が成長した。ベテランと若手の調和を通じて、最上の戦力で大会に臨む」と語った。
指揮官はメジャーリーガーだけでなく、マイナーリーガーにも言及した。「マイナーでも若い有望株が順調に育っている。ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、選手のWBC出場を支援すると話していた。ドジャースにはキム・ヘソンがいて、マイナーにはチャン・ヒョンソクという有望な投手もいる」。


2026年WBCの韓国代表は最高の選手たちで構成される見通しだ。イ・ジョンフをはじめとするメジャーリーガーのほか、有望なマイナーリーガーも加わる。トミー・エドマンのような韓国系選手にも注視している。まさに総動員体制だ。
11月の強化試合に出場した選手が、そのままWBC本大会のメンバーに選ばれる可能性も高い。侍ジャパンと対戦するということだけでも大きな意味がある。


はたして誰が韓国代表として東京ドームの舞台に立つことになるのか。両国どちらも“絶対に負けられない”ライバル対決が早くも楽しみだ。
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