韓国の泌尿器科医ホン・ソンウ院長が、約1億ウォン(約1000万円)相当のコンドームを寄付した。
今回の寄付は、4月17日(水)にソウル城北(ソンブク)区・敦岩(トナム)洞に位置する社団法人韓国エイズ退治連盟本部で開かれた寄付式で正式に伝達された。寄付されたコンドームは今後、同連盟を通じて全国のHIV/エイズ脆弱層に活用される予定だ。
ホン院長は「エイズは依然として多くの偏見に晒されており、予防のための情報や手段が十分に行き渡っていない現実が非常に残念」と語り、「今回の寄付をきっかけに、多くの人が性の健康の重要性を意識し、予防に取り組む機会となってほしい」と話した。

なおホン院長は自身のYouTubeチャンネルで、率直かつユーモラスに泌尿器科に関する知識を伝え、広く親しまれている。「エイズ撲滅のために支援が必要なら、いつでも力になります」と、今後の連盟主催の外部活動にも積極的に参加する意向を示した。
韓国エイズ撲滅連盟の関係者は「今回の寄付は単なる物品支援を超え、性の健康に対する社会的認識を高める大きな助けとなる」と述べ、感謝の意を伝えた。
(記事提供=OSEN)
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